乾燥剤の選び方
乾燥剤は「湿気を取る」ための資材です。
シリカゲル・シートドライヤー・ドライカルの違いと、
大きさ(g・mm角)の決め方をまとめました。
乾燥剤と脱酸素剤は、守る相手が違います
※ 脱酸素剤の選び方は脱酸素剤の選び方|吸収量とタイプで選ぶでご案内します。このページでは乾燥剤だけを扱います。
3タイプの選び分け
| シリーズ | 分類 | 方式 | 何に向くか | 使用量の目安 |
|---|---|---|---|---|
| シリカゲル | 乾燥剤 | 吸湿(二酸化ケイ素) | 標準的な湿気取り。焼菓子・海苔・乾物・煎餅 | 食品重量÷25 (100gに約4g) |
| シートドライヤー | 乾燥剤 | 吸湿(紙状の薄型シート) | かさばらず挟むだけ。個包装のクッキー・ラスク | 面積cm²=食品重量÷1.5 |
| ドライカル | 乾燥剤 | 吸湿(生石灰・強力) | 吸湿量が多い。海苔・あられ・乾物・珍味 | 食品重量の1/10〜1/20 |
| アルベール | 乾燥剤ではありません (アルコール揮散剤) | 防カビ(アルコール揮散) | カビだけ抑えたい・しっとり感を残したい焼菓子・和菓子・パン | 包装容積に応じて選定 |
※ アルベールは乾燥剤ではなくアルコール揮散剤(防カビ)です。湿気を取る資材ではないため、「湿気対策」で選ぶときはシリカゲル・シートドライヤー・ドライカルの3タイプから選んでください。アルベールは脱酸素剤と違い開封後も効果が続き、しっとり感を保ちます。
大きさの決め方(計算例つき)
② シートドライヤーは「必要面積cm²=食品重量÷1.5」。たとえば13.5gの食品なら 13.5÷1.5=9cm²で、30×30mm(=3×3cm=9cm²)のSD-3030Kが目安になります。小さな個包装はSD-3030K、大きめの詰め合わせはSD-6060Kが目安です。
③ ドライカルは「食品の重さの1/10〜1/20」。100gの海苔なら5〜10gが目安。2g〜100gまで幅広く、内容量に合わせて選べます。
④ 足りないと吸湿しきれません。計算した目安を下回らないサイズを選んでください。
⑤ 迷ったら各商品ページの表記を確認。入数・寸法・使用量の目安は各サイズページに記載しています。実際の使用条件での適合は、商品パッケージやメーカー表記もあわせてご確認ください。
よくある迷いどころ
シリカゲルとドライカルは、どう違う?
どちらも湿気を取る乾燥剤ですが、ドライカルは生石灰を使った強力タイプで吸湿量が多いのが特長です。海苔・あられなど強く湿気を嫌う食品には、シリカゲルより強力なドライカルが向きます。標準的な焼菓子・乾物・煎餅であればシリカゲルが定番です。
乾燥剤が熱くなることはある?
当サイトで「水濡れで発熱する」と注意書きをしているのは、生石灰を使ったドライカルです。食用ではない旨の表示とあわせて使ってください。シリカゲルは二酸化ケイ素の吸湿タイプで、各ページに発熱に関する記載はありません。取り扱い上の注意は、必ず商品パッケージやメーカーの表記をご確認ください。
シートドライヤーはどんなときに使う?
紙状の薄型シートなのでかさばらず、個包装のクッキー・焼菓子・ラスクに挟むだけで封入できます。粒状の乾燥剤が入れにくい薄い個包装に向きます。必要面積は「食品重量÷1.5」で計算します。
アルベールは乾燥剤の仲間?
いいえ。アルベールはアルコールを揮散させてカビの発生を抑えるアルコール揮散剤で、湿気を取る資材ではありません。脱酸素剤と違い開封後も効果が続き、しっとり感を保ちます。カビだけを抑えたい・しっとり感を残したい商品に使います。
乾燥剤だけで日持ちは伸びる?
乾燥剤が防ぐのは湿気です。酸化・カビ・虫を防いで日持ちを伸ばしたい場合は脱酸素剤を併用します。脱酸素剤の種類と選び方は別ページでご案内します。
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